今回の記事は、4Kテレビの選び方とおすすめの機種10選をご紹介します。
- 1 4Kテレビの選び方
- 2 4Kテレビのおすすめ10選
- 2.1 【40~49インチ】
- 2.2 【50~59インチ】
- 2.2.1 東芝(TOSHIBA) 55型4K有機ELテレビ REGZA 55X830
- 2.2.2 パナソニック(Panasonic) 55型4K有機ELテレビ VIERA TH-55GZ1000
- 2.2.3 ソニー(SONY) 55型4K有機ELテレビ BRAVIA KJ-55A8G
- 2.2.4 LGエレクトロニクス(LG Electronics) 55型4K有機ELテレビ OLED55B9PJA
- 2.2.5 ハイセンス(HISENSE) 55型4K液晶テレビ 55U7E
- 2.2.6 ハイセンス(HISENSE) 55型4K有機ELテレビ 55E8000
- 2.2.7 ハイセンス(HISENSE) 50型4K液晶テレビ 50A6800
- 3 まとめ
4Kテレビの選び方
1. テレビの種類を確認
液晶テレビ
液晶テレビは、バリエーションが豊富で、かつ価格がリーズナブルなのが嬉しいポイントです。お買い得なモデルであれば5万円前後から購入することが可能なため、あまり予算にゆとりがないという方でも十分選択肢の一つになります。
しかし、バックライトの白色光を液晶パネルに透過させて、いわゆるRGB(色の三原色)にスイッチしている都合上、黒色がやや明るく感じてしまう現象(これを「黒浮き」といいます)が発生する点には注意が必要です。背景が暗い映画などを満足いくまで楽しみたい場合は有機ELに軍配が上がります。
また、バックライトが必要な分だけディスプレイに厚みが出てしまう点もデメリットとして考えられます。設置スペースにゆとりがない場合や、圧迫感が気になるという方は有機ELも検討してみてください。
有機ELテレビ
有機ELテレビは、バックライトがなくカラーフィルターとガラスのみで形成されているのが特徴です。有機ELパネルに、RGBそれぞれの光る素材をセッティングします。これによって、液晶テレビではボヤけてしまいがちな黒色がより鮮やかになるほか、本体もより薄型化することに成功しました。
なお、パネルは、韓国メーカーのLGエレクトロニクスが製造しているケースがほとんどです。国内大手の家電メーカーの有機ELテレビというのは、このパネルに画像処理エンジンやチューニングを施していて、映り方にも微妙な違いがあるため、選ぶ際は実際の写り具合をよく比較してみることが重要です。
2. サイズをチェック
子供部屋やワンルームは「49インチ以下」がおすすめ
4Kテレビは解像度が高く、画質が小奇麗なのが特徴。「視聴距離」が短いほど視野角が広がり、迫力いっぱいの映像を楽しむことができるのがポイントです。
4Kテレビに最も適した視聴距離は、一般的に「画面の高さ×1.5倍」だと言われています。例えば、49インチの4Kテレビは高さが約60cmですから、最適な視聴距離はおよそ90cmとなります。子供部屋やワンルームにとって収まりがよい距離ですから、買う際は49インチをベースとして選んでみてください。
リビングルームは「50インチ以上」がおすすめ
4Kテレビのポテンシャルを最大限活かすためには、実は50インチ以上のビッグサイズがおすすめです。けれど、肝心な価格はサイズに比例して高くなりますから、まずはサイズを決めたうえで各製品を比較してみるようにしましょう。
リビングや広めの部屋には50インチ以上、10畳以上あるリビングにおいては、60インチ以上の4Kテレビが選択肢と言えるでしょう。4Kテレビにフィットする視聴距離の目安となる「画面の高さ×1.5倍」を考慮して、臨場感のある映像美を体験しましょう。
4Kテレビのおすすめ10選
【40~49インチ】
東芝(TOSHIBA) 43型4K液晶テレビ REGZA 43M520X
裏番組録画機能も備えた、43インチの4K液晶テレビです。新4K衛星放送に対応する4Kチューナー、地上デジタルチューナー、BS・110度CS対応チューナーの計3基を搭載。外付けハードディスクをセットアップすれば、ご覧になっている番組とは別に2つの裏番組を同時並行的に録画することができます。
映像エンジンである「レグザエンジン Evolution」により、新4K衛星放送を高画質で楽しむことが可能なのも魅力。さらに、いつも見ている地上デジタル放送でもノイズを減退させて高精細でクリアな映像を楽しむことができます。気になる番組が同じ時間帯で重なってしまっても2つの番組を同時に見ることができる「ダブルウインドウ」機能が実装されているのもポイントです。
シャープ(SHARP) 40型4K液晶テレビ AQUOS 4T-C40AJ1
フルHDを超える高画質がお手軽に楽しめる、40インチの4K液晶テレビです。オリジナル映像エンジン「AQUOS 4K Smart Engine」の搭載により、地上デジタル放送からネット映像まで高品位な描写を実現しています。4Kアップコンバート機能も附属しているので、フルHDのコンテンツも4Kレベルの高画質で楽しめます。
高精度なLEDバックライトで倍速液晶技術に近い効果を手にできる「120スピード」も搭載。その上、フレーム補完によってフィルム映像らしいカクつきを抑えられるため、動きの速いアクション映画もストレスなく鑑賞できます。オンキヨーと共同開発したサウンドシステムを搭載し、本格的な高音質も醍醐味です。
三菱電機(MITSUBISHI) 40型4K液晶テレビ REAL LCDA40RA1000
多種多様な4Kコンテンツがこれ1台で楽しむことができる40インチ4K液晶テレビです。BS・110度CSに対応する4Kチューナーを装備しているのが特徴。他に機器を追加しなくても、本製品だけで新4K衛星放送を楽しむことができます。
テレビに2TBの内蔵ハードディスクとUltra HD Blu-ray再生対応のブルーレイレコーダーを組み込んでいるので、新4K衛星放送や4K映像コンテンツの録画・再生がこれ一台でまかなえます。
【50~59インチ】
東芝(TOSHIBA) 55型4K有機ELテレビ REGZA 55X830
高画質が魅力的な55インチの4K有機ELテレビです。映像エンジンには、AIによるディープラーニング技術を使用した「レグザエンジン Professional」を搭載。AI超解像技術がノイズを抑えてくれますので、地上デジタル放送も4K放送もより自然に華麗な映像が満喫できます。
パナソニック(Panasonic) 55型4K有機ELテレビ VIERA TH-55GZ1000
クリエイティブ用途の大画面モニターとしても相応しい、55インチの4K有機ELテレビ。映像制作者の目論む高画質映像を楽しむことが可能な「Ultra HD PREMIUM」の認証を取得しているため、画質に拘る方には特におすすめしたいモデルです。
表示の画質設定が細部に亘ってカスタマイズできるのも特徴。写真の色再現性にプライオリティを置いた「フォトプロモード」や、暗室視聴用に映像制作現場でも一役買ってくれる「シネマプロモード」などが実装されています。
ソニー(SONY) 55型4K有機ELテレビ BRAVIA KJ-55A8G
ソニーが展開している、55インチの4K有機ELテレビです。映像エンジンには有機ELパネルの性能を強めるためにオプティマイズされた「X1 Extreme」を搭載。ノイズを抑えつつ、高コントラストの綺麗な映像を楽しむことができます。
LGエレクトロニクス(LG Electronics) 55型4K有機ELテレビ OLED55B9PJA
LGが力を入れている、エントリーモデルの4K有機ELテレビです。新4K衛星放送に対応する4Kチューナーを内蔵しているにも関わらず国内メーカーの同型テレビと比較して低価格で購入できるため、世界的に高い人気をキープしています。
ハイセンス(HISENSE) 55型4K液晶テレビ 55U7E
ハイエンドモデルと同等レベルのワイドな色再現を実現させた55インチの4K液晶テレビです。バックライトに特別な素材を使用したULEDを採用することで、広い色域を実現。バックライトのエリア別制御により、明るい部屋でもコントラストが特徴的な視界良好な映像を楽しむことができます。
ハイセンス(HISENSE) 55型4K有機ELテレビ 55E8000
4K有機ELテレビの入門機としておすすめの、コストと性能のバランスに優れた55インチのテレビです。他社の同サイズの製品と比べてもリーズナブルに購入できるにも関わらず、有機ELならではの高いコントラストと豊かな暗部表現が満喫できる嬉しいモデルです。
ハイセンス(HISENSE) 50型4K液晶テレビ 50A6800
手軽な価格で新4K衛星放送が楽しめる50インチの4K液晶テレビです。リーズナブルな価格設定にも関わらず、4Kチューナーを装備しています。また、HDR映像の業界標準規格である「HDR10」や「HLG」に対応しているので、HDRコンテンツを満足いくまで堪能できます。
まとめ
いかがでしたか?信頼できる国産メーカーを選ぶもよし、リーズナブルな価格が魅力の海外メーカーを選ぶもよし。あなたにぴったりの一台を見つけてくださいね。