料理の温めやお肉の解凍、お菓子作りなど1台で色々な調理が出来るオーブンレンジ。
幅広い調理機能が魅力的ですが、高価なものや昨日が複雑なものも多く、何を選べばいいか分からない、という方も多いと思います。
そこで今回は、オーブンレンジを使ってよく自炊する筆者がオーブンレンジの選び方とおすすめのオーブンレンジ10機種をご紹介。
料理の幅を広げつつ、料理時間の短縮に活用するために是非参考にしてくださいね。
オーブンレンジの選び方
オーブンレンジは、通常の電子レンジと同様に食材や料理などを温める機能に加え「焼く」機能が付いた電子レンジです。
そのため温め機能だけではなく、焼くことも可能。さまざまな料理を楽しめます。
そんなオーブンレンジですが、用途によって求める機能は人それぞれ。
オーブンレンジが持つ機能について紹介しつつ、選び方を紹介していきます。
焼き方で選ぶ
オーブンレンジには、主に2つの焼き方があります。
それぞれで火の通り方が違うので、食材に合った調理方法を選ぶのがおすすめです。
オーブン機能
オーブンは庫内の温度を高め一定化することで、全方向から加熱し食材全体に火を通すことを指します。
熱対流や赤外線効果を利用し、食品の内部まで火を通すことで、ピザ窯のようにじっくり焼くことができます。
簡単には熱が通らない大きなお肉や、ケーキやクッキーといった焼き菓子の調理に重宝することでしょう。
グリル機能
グリルは本来「焼き網」という意味でしたが、焼き目をつけたり網目模様で焼く調理法が派生して「グリル」と呼ばれるようになりました。
食材の片側、または両側の表面に直接熱を加え、こんがりと焼くことが可能。
薄いお肉や魚の切り身など、すぐに火を通せる食材に適しており、自在に焦げ目もつけることが可能です。
容量で選ぶ
オーブンレンジは家族で使うのか、それとも1人暮らしで使うのかで大きく容量が異なります。
容量は1度に温められる食材の量を表しているので、自身に合ったものを選ぶようにしましょう。
目安としては20L以下が1人暮らし、21L〜25Lが2人、26L〜30Lが3人以上の家族用に設計されています。
センサーで選ぶ
オーブンレンジは、多くがセンサーを搭載しています。
センサーは「温度・湿度・重量・赤外線」の4種類を計測するため、それぞれが食材に合わせた最適な温度を検知し、加熱を行います。
高性能なモデルになるほどセンサーを多く搭載しているので、センサーの有無に注目して選ぶのもいいでしょう。
テーブルで選ぶ
オーブンレンジには、円盤が回転し全体にマイクロ波をあてる「ターンテーブル」と、マイクロ波が拡散することで回転する必要がなく、食材を入れた容器を直接置ける「フラットテーブル」の2種類があります。
ターンテーブルは構造上容器が引っかかったり、掃除がしにくいなどデメリットがありますが、シンプルなためリーズナブルなものが多いです。
フラットテーブルはメンテナンス性に優れ掃除がしやすく、大きいサイズの食材でも収納可能といった特徴があります。
日常的に使うものなので、生活スタイルに合ったオーブンレンジを選ぶのがおすすめです。
出力・温度で選ぶ
出力ワット数が高いほど、温めに加えてお肉の解凍が可能になります。
また、温度が高いものを選ぶことで焼き菓子やパン、本格的な料理など調理の幅を広げることができます。
温度を一定に保つ機能などもあり、パンの発酵にも使用可能。
予め使用目的が決まっている場合は、出力や湿度に注目して選ぶのも良いでしょう。
メーカーで選ぶ
オーブンレンジは日本の有名メーカー「パナソニック」「アイリスオーヤマ」「シャープ」などが多数だしており、メーカーによって独自の機能を搭載しています。
同じメーカーの家電製品と互換性があったりするなど、よく使うメーカーのオーブンレンジを選ぶのもいいですね。
オーブンレンジのおすすめ10選
バルミューダ The Range K04A
シンプルな操作性と洗練されたデザインが人気の「バルミューダ」のオーブンレンジ。
2018年度のグッドデザイン賞を受賞、デザイン性もさることながらオーブン機能も3種類搭載。パンの発酵も可能な優れた商品です。
筆者が愛用中のオーブンレンジもこちら。
カラーバリエーションも4種類と、キッチンに合わせたカラーを選べます。
パナソニック エレック NE-MS267
エレックというブランド名で販売する「パナソニック」のオーブンレンジです。
ムラなく解凍可能な全解凍機能に加え「煮物10分・パスタ10分」などの簡単調理プリセットを搭載。
26Lという容量に加え、珍しい野菜を使ったスイーツづくりも楽しめます。
誤ってボタンに触れても操作を受け付けない「チャイルドロック機能」を搭載しているため、お子様のいるご家庭におすすめです。
日立 ヘルシーシェフ MRO-S7X
ヘルシーな調理が可能な「日立」のオーブンレンジ。
加熱水蒸気による100度以上の高温の熱風を当てて焼く調理法で、食材の栄養素を残しながら油分を落とします。
これにより、油を使わない炒め物や揚げ物などのノンフライ調理が可能。
健康な食生活を送りたい方にピッタリです。
東芝 石窯ドーム ER-VD3000
広範囲の素早い加熱で調理時間を短縮し、さらに高精度センサーで適温に温める「石窯ドーム」を搭載した「日立」のオーブンレンジ。
300度の高火力かつ2段構造を採用しているため、より多くの本格派料理を作れます。
また、業界最小サイズの「奥行き39.9㎝」を実現。
狭いスペースにも置けるため、キッチンが広くない方におすすめです。
アイリスオーヤマ スチームオーブンレンジ MO-FS2403
蒸し料理も調理可能な「アイリスオーヤマ」のオーブンレンジ。
付属のスチーム用カップを使うことで、蒸し料理だけでなくヘルシーな調理も可能です。
また9種類の自動温めメニュー、11種類の定番料理自動調理メニューのプリセットも搭載しており、2万円以下という価格で多くの機能が搭載されたコスパに優れた商品です。
シャープ オーブンレンジ RE-F18A
食品加熱時に発生する水蒸気の量を検知し、最適な温度で温める絶対湿度センサーを搭載した「シャープ」のオーブンレンジです。
18Lと使いやすいコンパクトサイズながら、トーストやノンフライ調理も可能です。
またフラットテーブルなことからメンテナンスもしやすく、大きな食材の出し入れも問題ありません。
操作性も高く、1人暮らしの方におすすめのオーブンレンジです。
パナソニック スチームオーブンレンジ ビストロ NE-BS807
がんこな油汚れを分解する「オートクリーン加工」を搭載した「パナソニック」のオーブンレンジです。
両面グリル機能により余熱なしでこんがり焼くことが可能。時短調理や温めすぎによる焦がしを防ぎます。
自動脱臭機能により、気になる汚れも掃除することなく除去します。
30Lと大容量タイプなので、料理好きな方におすすめです。
山善 オーブンレンジ 15L YRD-T150V(W)
リーズナブルなオーブンレンジを多く販売する「山善」のオーブンレンジ。
コンビニ弁当をそのまま温められる4つの自動メニュー、トースター機能のついたグリル、パンの発酵も可能なオーブン機能など、コンパクトサイズながら様々な機能を搭載。
料理好きな1人暮らしの方でも満足できるオーブントーストとなっています。
東芝 石窯ドーム ER-TD7000-W
業界最高の350度贅沢火力を搭載した「東芝」のオーブンレンジです。
最高出力はなんと1,000ワット。赤外線、湿度センサーにより食材を適温で温めることができます。
東芝独自の深皿調理機能を搭載し、パエリアなどの本格料理を手軽に楽しめます。
シャープ PLAINLY RE-WF231
「ここちよく暮らすための家電」をコンセプトに開発された「シャープ」のオーブンレンジ。
絶対湿度センサーにより、ワット数や加熱時間を設定せずとも自動で温めてくれます。
シンプルでおしゃれな見た目ながら多機能で、ノンフライ調理やスチームカップで加熱水蒸気に対応。
小型で調理中の音も静かな使い勝手の良いオーブンレンジです。
まとめ
今回はオーブンレンジの選び方や、おすすめ機種についてまとめました。
機能の豊富さや調理方法の違いも知ることができたので、よかったです。
筆者もこれを期に多機能なオーブンレンジを新たに購入し、お菓子作りに挑戦してみたいと感じました。
この記事が、皆さんのオーブンレンジ探しに役立てたなら幸いです。