食材をまるごと使った栄養豊富なスムージーや、美味しい野菜スープを手軽に味わえるミキサー。
欲しいけどフードプロセッサーとの違いが気になる、どう使えばいいか分からないなどといった理由から中々購入に踏み切れない方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、2年間毎日ミキサーを使う筆者が、ミキサーの選び方とおすすめのミキサー10機種をご紹介。
栄養バランスのとれた食生活を目指したい方は、是非参考にしてくださいね。
ミキサーの選び方
ミキサーとは、固形や液体などの食材を攪拌(かくはん)させる調理器具です。
野菜や果物を皮ごと攪拌するため、素材の繊維質が多く含まれます。
腸内環境の改善や満腹感が得られやすく、ダイエットにも便利です。
またスムージーやスープだけでなく、ケーキなどのスイーツ作りも可能で、海外では「ブレンダー」という名前で呼ばれています。
そんなミキサーですが、機能や見た目が似ていることから、フードプロセッサーやジューサーと間違われがち。
ここからはフードプロセッサーやジューサーとの違いについて説明しつつ、ミキサーの選び方について紹介していきます。
フードプロセッサーとは
フードプロセッサーとは食材の形を残したまま細かく刻む調理器具です。
ミキサーと違い、液状にしないのでお肉や魚を入れることでミンチやすり身を作ることが可能。
調理時間の短縮や、料理の下ごしらえに便利です。
ジューサーとは
ジューサーとは繊維質を除くことで、果汁や野菜エキスのみを使った100%ジュースを作れる調理器具です。
繊維質が含まれてないので消化吸収率が良く、小さなお子様でも飲みやすい点が特徴。
食材をすりおろして果汁を絞り取るため、食材の酸化も防ぐことができます。
カッターの形で選ぶ
ミキサーのカッターは主に波型・平型・のこぎり方の三種類。
波型は、バランスの取れたカッターで様々な食材の処理に長けています。
平型は、繊維質の少ない野菜やお肉を切り刻んだり混ぜたりすることが得意です。
のこぎり型は、繊維質の多い野菜や固い氷なども砕くことができるため、スムージー作りに適しています。
カッターによって得意分野が違うので、自分の調理方法や使用用途に合わせて選ぶとよいでしょう。
サイズで選ぶ
1度に作りたいスムージーやスープの量は人それぞれ。
ミキサーも2人暮らしにおすすめな400mlのサイズから、家族向けの1,000ml以上の大容量のサイズが存在しています。
1度に作りたい容量や、キッチンに収納可能かどうかで判断するのも重要です。
素材で選ぶ
ミキサーの刃はステンレス製が主流ですが、耐久性や強度を気にする方にはチタンコーティングされたものがおすすめです。
主に軽い反面においや傷の付きやすいプラスチック製と、重い代わりに傷やにおいの付きにくいガラス製などに分かれます。
使用頻度や使いたい食材などで、ミキサーの素材を選びましょう。
洗いやすさで選ぶ
ミキサーは野菜や果物をまるごと入れて調理できるため、細かな繊維などがパーツの隙間に入り込むこともしばしば。
そこで洗いやすい取り外しが簡単なものや、パーツ数が少ないものを選ぶことでミキサーを清潔に保てます。
また食洗機に対応したものを選ぶことで、簡単に洗うこともできます。
安全性で選ぶ
ミキサーでの怪我や故障を防ぐため、安全機能が搭載したものを選ぶと良いでしょう。
安全機能の例としては、容器が正しくセットされていないと作動しないものや、連続使用によるモーターの高温化を防ぐ自動停止機能などが挙げられます。
身の安全やミキサーを長く使うために、安全機能に注目して選びましょう。
メーカーで選ぶ
ミキサーは日本の有名メーカー「パナソニック」や「日立」を始め、海外メーカーの「テスコム」などが多数販売しており、メーカーによっては独自の機能を搭載しています。
同じメーカーの調理器具と互換性を備えた物もあるため、よく使うメーカーのミキサーを選ぶのも良いですね。
ミキサーのおすすめ10選
テスコム Pure Natura TM856
大型波刃ブラックチタンカッターを採用し、長持ちする鋭い切れ味と氷も砕くパワフルさを兼ね備えた「テスコム」のミキサー。
スイッチを押している間だけカッターが動くフラッシュスイッチ機能で、混ぜ具合を自分で調整できます。
過剰な負荷がかかった時にモーターを自動停止するモーター保護装置や、本体に取りつけないと動作しないミキサーボトルなどの安全設計も搭載しています。
1,000mlと大容量ながら、ガラス製ボトルを逆さにして収納可能。容器全体をコンパクトかつ清潔に保てます。
パナソニック ファイバーミキサー MX-X701
独自の技術「ブラックハードチタンコートファイバーカッター」を搭載した「パナソニック」のミキサー。
独自技術のカッターは、繊維をより細かく刻むため食材をなめらかに仕上がります。
また内ふた(チェイサーカップ)による加水の調整も可能なので、とろみの少ないスムージーを作れます。
付属するタンブラーミキサーで、1人分のスムージーを手軽に作れるのも魅力です。
ティファール BL13C5JP
コンパクトなサイズながら、パワフルで耐久性の高い「ティファール」のミキサー。
高速と低速の2段階スピード調整機能や、モーターを冷やすことでパフォーマンスが長続きするエアークーリングシステムなど様々な機能が搭載されています。
プラスチックでできた容器は食洗器にも対応しているため、手軽に洗浄できます。
タイガー Urban Life Series SKT-A100
業界最高水準の心地よい運転音を実現した「タイガー」のミキサー。
従来より実感音を45%カットしているため、会話やテレビの音・家族の団らんやくつろぎの時間にも安心して使えます。
なめらかに仕上げるブラックチタンコート6枚刃、アボカドの種も攪拌可能なパワフルモードを搭載し、皮や種をそのまま活かした栄養たっぷりのスムージーを味わえます。
日立 VEGEE HX-C2000
空気に触れることで起こる食材の変色・酸化を抑えた「真空かくはん」を実現した「日立」のミキサー。
手動でのポンプにより真空状態を作り出すことで、空気が入りにくく口当たりなめらかなスムージーを作ることができます。
真空保存が鮮度を保つので、多少作りすぎても安心。
朝が忙しい方でも、夜に作り置きすることで新鮮なスムージーが味わえます。
シャープ HEALSiO EM-SB1A
自動・真空・高速・低速・フラッシュの5つの運転モードを搭載し、様々な調理が可能な「シャープ」のミキサー。
本体に内蔵された真空ポンプは、自動で容器の中の空気を抜き真空状態にすることができます。
付属品の3サイズの保存容器は食材保存だけでなく、料理にも使用できるため、ピクルスやマリネなどの下準備に便利。
食洗器での洗浄も可能で、使いやすい商品と言えます。
象印 BM-RF08
洗いにくい刃のまわりや、容器の油汚れを綺麗にしてくれるクリーニングボタンを搭載した「象印」のミキサー。
象印独自の「Wフィンチタンコートカッター」を採用しており、アイスクリームやゼリーなど家庭では難しい料理も作れる点が魅力です。
ふたロックとハンドルロックを解除してから運転可能となる「安全ダブルロック構造」により、小さなお子様が触れても誤作動を起こす心配がありません。
安全機能とスイーツレシピの豊富さから、お子様のいるご家庭におすすめの商品です。
アイリスオーヤマ IBB-600
コンパクトでスリムなボディが特徴の「アイリスオーヤマ」のミキサー。
専用のフタをボトルに取り付けることで、水筒として作ったスムージーを外に持ち運ぶことができます。
こちらのボトルは軽量かつ丈夫なトライタン製です。
底に吸盤が付いているため、本体が滑る心配もありません。
バイタミックス Explorian Series Vitamix E310
強力モーターとステンレスブレードを搭載した「バイタミックス」のミキサー。
内蔵された金属製のモーターとレーザーカットブレードは、硬いアボカドの種から柔らかい豆腐まで幅広い食材を加工できるため、繊維を豊富に残したスープや離乳食も調理可能です。
キッチンに置きやすいよう設計された本体はデザイン性も高く、キッチンインテリアとしてもおすすめの商品です。
パナソニック MX-XP102
スタイリッシュなデザインながら高い切削性を持つ「パナソニック」のミキサー。
高切削性ファイバーカッターを採用し、固い食材も難なく攪拌できます。
付属のトライタン製樹脂タンブラーは食洗器にも対応しており、お手入れも簡単です。
レシピブックも付属しているため、あまり料理をしない1人暮らしの方でも安心して使えます。
まとめ
今回はミキサーの選び方や、おすすめ商品についてまとめました。
一口にミキサーといっても、スムージーやスープを作れるものから、独自の技術を使用したものなど様々な違いがありましたね。
この記事があなたに合ったミキサー探しに役立てたなら幸いです。