映画館へ行かずとも、自宅で手軽に大迫力の映画を楽しめるホームプロジェクター。
様々な機種が販売されていますが、その中でも厳選した2021年度おすすめの10機種を紹介していきます。
映画好きでよく映画館へ足を運ぶ人は、いっそ自宅にシアタールームを作ってしまって、自分だけの至福の時間を満喫することをおすすめします!
ホームプロジェクターの選び方
投影方式で選ぶ
ホームプロジェクターの投影方法は液晶方式、DLP方式、LCOS方式の3つの方法に分けられます。それぞれのメリット・デメリットについて紹介していきます。
・液晶方式
液晶方式は、プロジェクターから発せられる光を青、赤、緑の三原色に分解してから透過させ、スクリーンに投影するカラー映像を映し出します。明るい映像を楽しむのなら液晶方式のプロジェクターは向いていると言えます。安価なモデルから一般的な価格のものまで幅広い機種に採用されています。デメリットは映像の黒の部分が弱く映像がぼやけて見えてしまう点がありますが、最近のプロジェクターは性能も上がってきています。
・DLP方式
DLPとはデジタル・ライト・プロセッシングの略です。デジタルマイクロミラーという反射型のミラーに光を反射させて映し出す方法です。DLP方式はコントラストが高い映像を映し出すことが可能で鮮明な映像を楽しむことができます。埃やチリの影響も受けにくく経年劣化もしづらいというメリットもあります。最近ではスマホサイズのコンパクトプロジェクターなどに採用されています。デメリットとしては画面に虹のような残像が見える場合がある点です。
・LCOS方式
LCOS方式はリキッド・クリスタル・オン・シリコンのこと。液晶方式の一種ですが、表示パネルに反射方式を採用しており、より高度な仕組みを採用しています。そのため高級モデルのホームプロジェクターに搭載されているケースが多いです。4K対応の機種があったりと自宅で解明度やコントラストの高い映像を楽しむことができます。その反面ホームプロジェクターとしては高額なものが多いという点と構造としても複雑なので本体も大きくなる傾向があります。
解像度で選ぶ
解明度とは画質のキメ細かさを表す数値で、ホームプロジェクターを選ぶ際に大事な数値になってきます。解明度は640×480や1920×1080などの数字で表され、数字が大きいほど画質がキメ細かくハッキリとした映像を楽しむことが出来ます。高画質で楽しみたいと考えている方は1920×1080以上の解像度のホームプロジェクターをおすすめします。
明るさで選ぶ
常に部屋を暗くして映像を楽しむ方には明るさはそれほど重要ではないですが、明るい部屋でも楽しみたいと考えている方は明るさにも注目したほうが良いでしょう。ホームプロジェクターの明るさはルーメンという単位で表現されます。一般的なホームプロジェクターの明るさの数値は100~3000ルーメンほどと幅広いですが、明るい部屋でも楽しむには2000ルーメン以上は欲しいところです。
投影距離で選ぶ
投影距離もホームプロジェクターを選ぶときに大事なポイントになってきます。機種によって投影距離にはかなりばらつきがあるので、自分が見たい画面サイズに投影距離は何mほど必要なのか距離を測っておきましょう。画面までの距離があまり取れないという方は短焦点モデルのホームプロジェクターがおすすめです。
接続方法で選ぶ
HDMI、Wi-FiやBluetoothなどの無線LAN、最近のモデルでは本体のみでインターネット通信できるものまで登場しています。ご自宅に合った接続方法で選んでみてください。
おすすめのホームプロジェクター10選
UENO-mono KABĒNI カベーニ 高輝度 プロジェクター
スマホサイズでコンパクトなのに、140インチまでの大画面にも対応している高機能なホームプロジェクター。専用のスクリーンがなく、プロジェクターと壁さえあればまるで映画館のような雰囲気を味わえます。ワイヤレスで持ち運びも簡単、iPhoneやAndroidにも対応しています。
最初の設定にWi-Fiは必須ですが、本体にダウンロードしてしまえばどこでも映画が楽しめるという手軽さが魅力です。壁さえあれば、プロジェクターの角度は自由自在なので、寝転んで天井に映像を映して観賞するという贅沢な楽しみ方もできます。
VicTsing WiFi Projector 4200L
有線でも無線でも楽しめるホームプロジェクターで、Bluetoothチップも内蔵。ワイヤレスイヤホンで1人で映画を楽しむのも良し、大音量で楽しみたい方はスピーカーに繋げて衝撃的な迫力を楽しむこともできます。
アップグレードされたスピーカーとノイズ抑制技術でより快適な鑑賞が可能になり、1.15~5メートルの投影距離で32~170インチまでの大画面に対応。VGA/USB/SD/HDMI/オーディオ出力など様々な互換性で多用途なサポートも備えています。
Anker Nebula Astro
手のひらに納まるりんごの大きさほどのコンパクトサイズで、約380gと軽量で持ち運びも簡単。最大100インチまでの大画面を映し出すことが可能です。
専用アプリ「Nebula Connect」をダウンロードすると、自分のスマホがホームプロジェクターのリモコンとしても利用できます。さらにWi-Fiに繋ぐだけでNetflix、Amazon Prime Videoなど多彩なコンテンツを楽しめる充実ぶり。お子様の利用もパスワードを設定し、使用時間の制限をかけることも可能なので安心して利用が出来ます。
popIn Aladdin 2
多彩なコンテンツが搭載された世界初の照明一体型のホームプロジェクターです。シーリングライトにホームプロジェクターと高音質のスピーカーが内蔵されているかたちです。天井に引っ掛けシーリングがあれば誰でも簡単に取り付けができます。照明一体型なので出し入れすることもありませんし、場所を取ることもないので狭い部屋でも気軽に設置することが可能です。
ホームプロジェクターでありがちなのが、前を通った人の影が映りこむことですが、このホームプロジェクターは天井に設置するのでそんな心配もいりません。高画質、高音質な映像を自宅でたっぷりと堪能できますよ。
FunLogy モバイルプロジェクター FUNBOX2
タッチパネルで本体をポンと軽くタッチするだけでスマートな操作が可能。厚さ3㎝で本と同じくらいの厚さの軽量型のホームプロジェクターにも関わらず、明るさは3,000ルーメン、高解像度は1,280Pもあるので、大画面で見ても綺麗な高画質を楽しむことが出来ます。またNetflixのアプリが本体に内蔵されていて、好きな映画をいつでも好きな時に大画面で視聴できます。
プロジェクターに内蔵されているランプ寿命も一般的には2,000時間程度のものが多いですが、こちらの機種は3,000時間もあるのでランプ交換の心配もなくコスパも良いです。
Anker Nebula Capsule II
世界初AndroidTV搭載のモバイルプロジェクターです。この1台で3600以上のアプリを利用でき、映画や番組、ゲームなど様々な楽しみ方が出来ます。本来のホームプロジェクターとしての機能も優れたもので、100インチの大画面に鮮明な映像とダイナミックな音響がウリとなっています。
鮮明な映像には独自のオートフォーカス機能が採用されており、即座に高精細画像を楽しむことができます。天井や壁などどこに投影しても自動補正で調整してくれるのも優れたポイントです。また、サイズも500mlの缶よりもひと回り小さいサイズとコンパクトなので置き場所を選びません。
LG Minibeam PH550G
バッテリー内蔵型のホームプロジェクターで、コンセントいらずで最大2.5時間の連続再生が可能です。最大100インチの大画面で迫力のある映像を楽しめます。コンパクトサイズで重さ約650gの計量設計なので、持ち運びも楽々。付属の専用ポーチも付いています。
LGミニビームシリーズは、8年連続で100ルーメン以上対象のLEDプロジェクターシェア世界№1を誇る人気のホームプロジェクターです。LEDライト使用のホームプロジェクターの利点は、自然な印象の鮮やかな色彩、長寿命なのでランプの交換にかかるコストの削減ができることが挙げられます。
VANKYO Leisure 470
家庭用のホームプロジェクターとしては充分な5800ルーメンの明るさを誇り、価格の割に高品質で満足しているという口コミが多いホームプロジェクターです。初めてのホームプロジェクターにもおすすめの機種です。変更アダプター不要でスマホにワイヤレス接続ができ、簡単にスクリーンミラーリングが可能に。
iPhoneの場合は充電ケーブルで繋ぐことでミラーリングも出来ます。投影距離は1.3~8.1mで最大250インチもの大画面で映像を楽しむことが出来ますが、最適な投影距離は3mで90インチの画面です。
FunLogy モバイルプロジェクター FUNPLAY Plus
照射距離2.5mほどで100インチの画面で視聴可能。自宅で楽しむのには十分なサイズです。明るさ、コントラスト、解像度など、値段の割にコスパが良いと好評のホームプロジェクターです。
明るさは3,500ルーメンありメリハリのある画像で、白い壁さえあればスクリーンもいりません。映画や音楽、ゲームなどを簡単に投影出来て、迫力あるサウンドで臨場感も抜群です。
Anker Nebula Cosmos
フルHD対応で、映画やゲームなどの画面が繊細な画質で楽しむことが出来るホームプロジェクターです。透明感のある明るく美しい映像がウリで、昼夜問わずに映像美を堪能することが出来ます。自動で台形補正する機能が搭載されているおかげで、本体が斜めに設置されていても映像を投影できるのも嬉しいポイント。
AndroidTV9.0搭載のスマートプロジェクターは5,000以上のアプリを内蔵しているので、映画だけでなくゲームや音楽、アプリも存分に楽しめますよ。
外出できなくても自宅で映画を楽しもう!
部屋のサイズや投影距離によっても適したホームプロジェクターのサイズがあるので、とのくらいのが画面のサイズがいいのか、投影距離は何メートル取れるのかなど考えてからの購入がおすすめです。
自宅でホームプロジェクターを使用して映画を見ると、まるで映画館で映画を見たような臨場感を味わえること間違いなしです。
趣味のゲームや音楽など使い道は様々なので、一家に一台ホームプロジェクターがあると家族で使えて重宝しますよ!