Bluetooth機能を使い、無線でパソコンやスマホなどのデバイスを接続できるワイヤレスイヤホン。通常の有線イヤホンにありがちな「イヤホンが絡まってほどけない」といった煩わしさを解決してくれるアイテムです。
ケーブルに縛られることなく自由に行動できるのが魅力ですが、種類や機能も多く、選びにくいのが現状。
この記事では、そんなワイヤレスイヤホンを様々な視点から比較し、選び方からおすすめ商品までご紹介していきます。
ワイヤレスイヤホンの選び方
ワイヤレスの種類で選ぶ
ワイヤレスイヤホンには、完全ワイヤレスタイプとそうでないものがあります。
完全ワイヤレスイヤホンは、ケーブルが一切存在せず、左右のイヤホンが独立しています。一方、通常のワイヤレスイヤホンは左右をつなぐケーブルやバッテリーがあり、首の後ろに回すネックバンド方式が主流となっています。
普段使いの快適さを重視する場合は完全ワイヤレスイヤホンを、ランニングやスポーツに使用する場合は通常のワイヤレスイヤホンがおすすめです。
イヤホンの形で選ぶ
イヤホンには、カナル型とインナーイヤー型があります。
カナル型は、耳栓型のイヤーピースを耳の中に入れるため、細かい音を聞き取りやすく音漏れも少ないですが、耳栓型特有の独特な閉塞感があります。
インナーイヤー型は、耳の表面にイヤホンのパーツを装着するタイプです。空間表現力に長けていますが、外れやすかったり音漏れがしやすかったりするデメリットもあります。
機能で選ぶ
ワイヤレスイヤホンには騒音を打ち消してくれるノイズキャンセリング、周囲の音を聞き取りやすくする外音取り込み、手を使わずにイヤホンを操作する音声コントロール、音質を好みに合わせてカスタマイズするイコライザーなど、様々な機能が盛り込まれています。
通勤やスポーツなど、自身の使用用途に応じてワイヤレスイヤホンを選ぶと良いでしょう。
おすすめワイヤレスイヤホン10選
MPOW FLAME
米アマゾンのイヤホン部門と楽天市場のTV・オーディオ・カメラ部門にて1位を獲得した「MPOW」のワイヤレスイヤホン。安定したフィット感、IPX7の完全防水、音質、操作性と全てが優れている最高クラスのワイヤレスイヤホンです。
便利な機能を多数備えながら、3000円以下で入手できるコストパフォーマンスの良さも魅力の1つ。初めてワイヤレスイヤホンを購入する方におすすめしたい商品です。
Anker Soundcore Life P3
日常生活の様々な場面で活躍する大手周辺機器メーカー「Anker」の多機能モデル。周りの環境に合わせて選べる3種類のノイズキャンセル機能で、いつでもどこでも自分の世界へ没入することができます。外音取り込み機能で咄嗟のアナウンスを聞き逃すこともなく、ノイズリダクション機能で通話相手に大きくクリアな音声を伝えることができます。
最大35時間の再生に加え、10分の充電で2時間の音楽再生を可能にする急速充電やワイヤレス充電に対応しているため、バッテリー不足の心配も要りません。
Earin A-3
世界最小、最軽量を謳っている「Earin」のワイヤレスイヤホン。なんと重量は片耳で約4g。開放感のある付け心地も相まり、イヤホンをつけていることを忘れてしまう付け心地です。
またイヤホン本体に左右の区別がないのも特徴。イヤホンの出し入れ時、毎回左右を確認する手間が省けます。コンパクトながら、最大で30時間の連続再生ができる点も魅力です。
Tao Tronics TT-BH07 MK2
左右間のイヤホンが有線で繋がれている「Tao Tronics」のスポーツタイプワイヤレスイヤホン。
完全ワイヤレスイヤホンに比べて紛失のリスクが低く、イヤーフックを耳に引っ掛けることができるため、運動中に外れることがありません。防水機能も搭載しており、雨や汗からイヤホンを守ってくれます。ワイヤレスイヤホンの中では安価ながら、音質にもこだわっており、この機種からスポーツタイプのワイヤレスイヤホンに触れてみてもいいでしょう。
Anker Soundcore Life U2
イヤホン本体の重量はわずか33g。軽量設計の「Anker」のワイヤレスイヤホンです。
内蔵のマグネットで左右のイヤホンを留めることができるため「軽いワイヤレスイヤホンが欲しいけど、無くすのが怖い」という方へ、是非おすすめしたいイヤホンとなっています。一日中音楽を楽しみたい方にもってこいのワイヤレスイヤホンと言えるでしょう。
MPOW M7 ANC
バージョン5.2のBluetoothを採用した「MPOW」の2021年発売のワイヤレスイヤホン。
電波の混雑する環境でも、安定した接続を維持できるのが最大のポイント。ノイズキャンセル機能、外音取り込み機能を搭載しており、通勤通学などで頻繁に電車へ乗る方におすすめです。
音楽の再生停止、音量の上げ下げ、着信への対応などはイヤホンをタップするだけで可能。コーデックは一般的なSBC、iPhone向けかつ高音質のAAC、Androidスマホ向けで高音質・低遅延なaptX、aptZ Adaptiveと幅広く対応しています。
TaoTronics SoundLiberty Pro S10
完全ワイヤレスイヤホンには珍しい「Tao Tronics」のインナーイヤー型ワイヤレスイヤホン。
自動耳検出に対応しており、イヤホンを装着すれば再生を開始、外せば音楽が停止します。加えて音声コントロール機能も搭載しており、ハンズフリー操作を実現。通話時にはAIが自動でノイズを検出、低減してくれるため、雑音を気にせず通話できます。
カナル型の耳穴が塞がれる感覚が苦手な方でも使いやすく、機能も充実しているワイヤレスイヤホンと言えるでしょう。
Bose SoundSport wireless headphones
激しい運動をしながらも、上質な音楽を楽しみたい方向けの「BOSE」のワイヤレスイヤホン。
スポーツ向けに作られたイヤホンということもあり、フィット感は抜群。走ったり、飛んだり、跳ねたりしても外れる気配はありません。電源ボタンや操作ボタンは防水カバーで覆われているため、雨が降っていても安心です。様々な用途に対応できるワイヤレスイヤホンと言えます。
Galaxy Buds Pro
左右それぞれ3つずつマイクを内蔵している「Galaxy」のワイヤレスイヤホン。マイクを複数個内蔵することで、騒音や風の音といった雑音を取り除き、クリアな音声を通話相手に届けることができます。
マスクをしたままでも通話品質を維持できるため、コロナ禍の今でも安心。加えて音声入力も高性能で、音声認識用のマイクとしても使用できます。
Galaxy端末であれば複数の端末間の接続を簡単に切り替えることができるため、メーカーでデバイスを統一したいという方におすすめです。
SONY WF-1000XM4
完全ワイヤレスイヤホン業界において最高クラスのノイズキャンセル機能を持ち、飛行機やバスなどの騒音環境下でも静かな環境を作り出すことができる「SONY」のワイヤレスイヤホン。
8種類のプリセットから音質設定を選べるため、とにかく音にこだわりたい方におすすめです。Android端末限定ですが専用アプリと同期することで、最後にイヤホンと接続した場所、時間を地図で確認可能。紛失しやすい完全ワイヤレスイヤホンにとって嬉しい機能となっています。
まとめ
今回はワイヤレスイヤホンについて、選び方からおすすめ商品まで様々な観点から掘り下げてきました。
コロナ禍の今、音楽を楽しむ時間も増えつつあるため、筆者もこの機会にワイヤレスイヤホンを新調してみようと感じました。
この記事が、皆さんのワイヤレスイヤホン選びの参考となったのなら嬉しいです。