映画館へ行かずとも、自宅で手軽に大迫力の映画を楽しめるホームプロジェクター。ホームプロジェクターがあれば、より充実したお家時間を過ごすことができますよ。映画が好きでよく映画館へ足を運ぶ人は、いっそ自宅にシアタールームを作ってしまって、自分だけの至福の時間を満喫することをおすすめします!
ホームプロジェクターも様々な機種が販売されていますが、その中でも厳選した2022年度おすすめの10機種を紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
ホームプロジェクターの選び方
投影方式で選ぶ
ホームプロジェクターの投影方法は液晶方式、DLP方式、LCOS方式の3つの方法に分けられます。それぞれのメリット・デメリットについて詳しく紹介していきます。
・液晶方式
液晶方式は、プロジェクターから発せられる光を青、赤、緑の三原色に分解してから透過させ、スクリーンに投影するカラー映像を映し出します。明るい映像を楽しむのなら液晶方式のプロジェクターは向いていると言えます。安価なモデルから一般的な価格のものまで幅広い機種に採用されています。デメリットは映像の黒の部分が弱く映像がぼやけて見えてしまう点がありますが、最近のプロジェクターは性能も上がってきています。
・DLP方式
DLPとはデジタル・ライト・プロセッシングの略です。デジタルマイクロミラーという反射型のミラーに光を反射させて映し出す方法です。DLP方式はコントラストが高い映像を映し出すことが可能で鮮明な映像を楽しむことができます。埃やチリの影響も受けにくく経年劣化もしづらいというメリットもあります。最近ではスマホサイズのコンパクトプロジェクターなどに採用されています。デメリットとしては画面に虹のような残像が見える場合がある点です。
・LCOS方式
LCOS方式はリキッド・クリスタル・オン・シリコンのこと。液晶方式の一種ですが、表示パネルに反射方式を採用しており、より高度な仕組みを採用しています。そのため高級モデルのホームプロジェクターに搭載されているケースが多いです。4K対応の機種があったりと自宅で解明度やコントラストの高い映像を楽しむことができます。その反面ホームプロジェクターとしては高額なものが多いという点と構造としても複雑なので本体も大きくなる傾向があります。
解像度の数値をチェック
解明度とは画質のキメ細かさを表す数値で、ホームプロジェクターを選ぶ際に大事な数値になってきます。解明度は640×480や1920×1080などの数字で表され、数字が大きいほど画質がキメ細かくハッキリとした映像を楽しむことが出来ます。高画質で楽しみたいと考えている方は1920×1080以上の解像度のホームプロジェクターをおすすめします。
ルーメンの数値で明るさの確認
常に部屋を暗くして映像を楽しむ方には明るさはそれほど重要ではないですが、明るい部屋でも楽しみたいと考えている方は明るさにも注目したほうが良いでしょう。ホームプロジェクターの明るさはルーメンという単位で表現されます。一般的なホームプロジェクターの明るさの数値は100~3000ルーメンほどと幅広いですが、明るい部屋でも楽しむには2000ルーメン以上は欲しいところです。
投影距離で選ぶ
投影距離もホームプロジェクターを選ぶときに大事なポイントになってきます。機種によって投影距離にはかなりばらつきがあるので、自分が見たい画面サイズに投影距離は何mほど必要なのか距離を測っておきましょう。画面までの距離があまり取れないという方は短焦点モデルのホームプロジェクターがおすすめです。
接続方法で選ぶ
HDMI、Wi-FiやBluetoothなどの無線LAN、最近のモデルでは本体のみでインターネット通信できるものまで登場しています。主流なタイプはHDMIですが、近年では無線のタイプも多くなっているので、ご自宅に合った接続方法で選んでみてください。
内蔵スピーカーだと音響機器いらず
よっぽど音響にこだわりがある人以外なら、ホームプロジェクターに内蔵スピーカーが付いていると他に音響機器を用意する必要がなく便利です。自宅で楽しむ分には十分映像を楽しむことができますよ。ワット数にも注目して、数字が大きいほど大音量での再生が可能なので、部屋の広さに合わせて選びましょう。
おすすめのホームプロジェクター10選
UENO-mono KABĒNI カベーニ 高輝度 プロジェクター
スマホサイズでコンパクトなのに、140インチまでの大画面にも対応している高機能なホームプロジェクター。専用のスクリーンがなく、プロジェクターと壁さえあればまるで映画館のような雰囲気を味わえます。ワイヤレスで持ち運びも簡単、iPhoneやAndroidにも対応しています。最初の設定にWi-Fiは必須ですが、本体にダウンロードしてしまえばどこでも映画が楽しめるという手軽さが魅力です。壁さえあれば、プロジェクターの角度は自由自在なので、寝転んで天井に映像を映して観賞するという贅沢な楽しみ方もできます。
EPSON dreamio EF-100
本体は小型ながら2000lmもの明るさで、メリハリの利いた高画質を楽しめるホームプロジェクターです。バス・レフレックス方式のスピーカーを採用し、このホームプロジェクター1台で映像も音楽も楽しめるのが嬉しいポイントです。360度設置ができ、縦置きにして天井に投影するという使い方も可能です。ベッドに寝ながらの鑑賞もおすすめです。
Anker Nebula Astro
手のひらに納まるりんごの大きさほどのコンパクトサイズで、約380gと軽量で持ち運びも簡単。最大100インチまでの大画面を映し出すことが可能です。専用アプリ「Nebula Connect」をダウンロードすると、自分のスマホがホームプロジェクターのリモコンとしても利用できます。さらにWi-Fiに繋ぐだけでNetflix、Amazon Prime Videoなど多彩なコンテンツを楽しめる充実ぶり。お子様の利用もパスワードを設定し、使用時間の制限をかけることも可能なので安心して利用が出来ます。
popIn Aladdin 2
多彩なコンテンツが搭載された世界初の照明一体型のホームプロジェクターです。シーリングライトにホームプロジェクターと高音質のスピーカーが内蔵されているかたちです。天井に引っ掛けシーリングがあれば誰でも簡単に取り付けができます。照明一体型なので出し入れすることもありませんし、場所を取ることもないので狭い部屋でも気軽に設置することが可能です。ホームプロジェクターでありがちなのが、前を通った人の影が映りこむことですが、このホームプロジェクターは天井に設置するのでそんな心配もいりません。高画質、高音質な映像を自宅でたっぷりと堪能できますよ。
EPSON dreamio EH-TW7100
EPSON独自の技術で4K相当の高画質を実現し、スピーカーも本体に搭載しているので、これ1台で映画も音楽も楽しめます。ホームプロジェクターとしてはトップクラスの明るさを誇る3000ルーメンで、リビングの大画面で4Kの高画質を堪能することができます。Bluetoothにも対応しており、ヘッドフォンなどに接続も可能です。
SONY ビデオプロジェクター VPL-HW60
映像美を堪能することができるHD高画質モデルのSONYのホームプロジェクターです。SONY独自の技術、高度なパネル化プロセス技術により、高輝度の高コントラスト、高速応答を再現。メッシュ感がないなめらかな映像を映し出すことに成功しました。ハイビジョンモデルなので、高精細3Dを楽しむことができます。
BenQ MH560
DLP方式採用のホームプロジェクターで、鮮明な描写を実現しました。高輝度4,000ルーメン、高コントラスト20,000:1とクリアな映像美を堪能できます。縦方向の自動台形補正機能搭載で、完璧に投影画面を補正。2系統のHDMI接続で複数のデバイスとの連携が可能、使い方の幅も広がります。さらに20分間動作がなければ自動的に電源オフする節電機能(解除も可能)も付いているのが嬉しい。
VANKYO Leisure 470
家庭用のホームプロジェクターとしては充分な5800ルーメンの明るさを誇り、価格の割に高品質で満足しているという口コミが多いホームプロジェクターです。初めてのホームプロジェクターにもおすすめの機種です。変更アダプター不要でスマホにワイヤレス接続ができ、簡単にスクリーンミラーリングが可能に。iPhoneの場合は充電ケーブルで繋ぐことでミラーリングも出来ます。投影距離は1.3~8.1mで最大250インチもの大画面で映像を楽しむことが出来ますが、最適な投影距離は3mで90インチの画面です。
SONY ビデオプロジェクター VPL-VW775
レーザー光源によって、入力信号に合わせた遅延のない調光が可能になり、細部まではっきりと映像を映し出します。立体感、奥行き感、精細感が増し、よりリアルな映像を楽しむことができます。シーンの明部は明るく、暗部は暗くと、従来機に比べるとコントラストがよりはっきりし、明度差があることで鮮明な映像になります。また、映像シーンに応じて最適なコントラストに調整してくれる便利なコントラストエンハンサーも搭載。
XGIMI MoGo Pro モバイルプロジェクター
約4,000ルーメンの明るさの300ANSI(アンシ)ルーメンで、100インチを超える大画面でも映像をはっきりと映し出します。フルHDで4K対応の機種なので、大画面でも細かい毛の流れまで見えるほど鮮明な映像を堪能できます。また、高機能なスピーカーも搭載しており、これ1台で手軽に映画を楽しめる利点も。NetflixやAmazonプライムなどの動画サービスも楽しめるAndroidTV9.0も搭載しています。
外出できなくても自宅で映画を楽しもう!
部屋のサイズや投影距離によっても適したホームプロジェクターのサイズがあるので、とのくらいのが画面のサイズがいいのか、投影距離は何メートル取れるのかなど考えてからの購入がおすすめです。
自宅でホームプロジェクターを使用して映画を見ると、まるで映画館で映画を見たような臨場感を味わえること間違いなしです。お家時間の充実のためにぜひホームプロジェクターを導入してくださいね。趣味のゲームや音楽など使い道は様々なので、一家に一台ホームプロジェクターがあると家族で使えて重宝しますよ!