野菜や果物を水と一緒に混ぜるミキサー。
海外ではブレンダーとも呼ばれており、ジュースやスムージー、スープなどを作ることができます。
しかしフードプロセッサーと違いや最新機種の特徴が気になる方も多いはず。
そこで今回は毎日ミキサーで調理をする筆者がミキサーを様々な視点から比較し、選び方から2022年現在のおすすめ商品までご紹介します。
ミキサーの選び方
容量で決める
ミキサーは、容器の大きさで投入できる食材の量が変わってきます。
そのため、普段使う時の人数や1度に作る量に応じたミキサー選びが重要です。
例えばコップ1杯のスムージーを作る場合は200mL、1~2人用は400mL程度というように、用途に合わせたサイズを選ぶと良いでしょう。
刃で決める
ミキサーは機種によって刃の形や素材が異なっており、平刃、波刃、のこぎり刃の3種類が主流となっています。
平刃
平刃は、野菜や果物等の柔らかいものを刻んだり、かく拌するのに適したタイプ。
餃子のタネ作りといった料理の下ごしらえにも便利です。
また、包丁と同じように刃を研ぐことができるため、切れ味が長持ちするといった特徴があります。
波刃
波刃は、繊維の多い肉や氷など硬い食材を砕くのに適したタイプ。
冷凍フルーツの粉砕やかき氷作りには波刃がおすすめです。
のこぎり刃
のこぎり刃は波刃の特徴に加え、ペースト状に加工するのにも適しています。
スムージーやポタージュ作りにはのこぎり刃が最適です。
ワット数で選ぶ
ミキサーのパワーは、ワット数(回転数)で決まります。
ワット数が大きくなるほど硬い食材を砕きやすく、なめらかな仕上がりが期待できます。
元の食感を残しつつ仕上げたいなら180W程度のもの、口当たりの良いものを作りたいなら200W以上のミキサーがおすすめです。
洗いやすさで選ぶ
お手入れのしやすさも、ミキサー選びに欠かせません。
刃が取り外し可能なモデルは、隅々まで安全に掃除ができます。
また匂いが移りにくく頑丈なガラス製や軽量なプラスチック製の容器は、そのままグラスの代わりに出来るため、日々の洗い物も減らせます。
日常での使い勝手を左右する要素でもあるため、購入前にチェックしておきたいポイントです。
おすすめミキサー10選
パナソニック MX-X701
食材を後入れできる「アレンジホール」を搭載した「パナソニック」のミキサー。
食材を投入するタイミングや加水の微調整ができ、食感やとろみを自由に調整できます。
空回りしやすい葉野菜をかく拌するスムージーバーも付属。完成したスムージーを取り出す際にも便利です。
1人分の量を手軽に作れるタンブラーミキサーにも対応した万能モデルとなっています。
ティファール ブレンドフォース ネオ
1.25Lの大容量で家族分の調理に対応した「ティファール」のミキサー。
独自技術のPowelixブレードにより調理時間を30%短縮。忙しい朝の時間にも重宝します。
また350Wの高出力に対応しており、どのような食材でも口当たり良く、滑らかな舌触りに調理可能。
スマートロックシステムや底面に設置された吸盤が安全性を高めており、小さなお子様のいる家庭でも安心です。
バイタミックス A3500i
混ぜる、温める、冷やす、潰す、刻む、砕く、挽く、こねるの8機能を搭載した「バイタミックス」のミキサー。
食材を入れてボタンを押すだけで最適なブレンディングを実現。調理や洗浄を自動で行います。
慌ただしい朝の時間にぴったりなミキサーです。
ティファール ミックスアンドドリンク ルビーレッド
高い耐久性と機能を備える「ティファール」のミキサー。
2段階のスピード設定やパフォーマンスを長続きさせるエアークーリングシステムが日々の使用を手助けします。
軽量設計のプラスチックジャーを採用しており、お手入れしやすい点もおすすめです。
パナソニック MX-XP102
コンパクトさと高い切削性を両立した「パナソニック」のミキサー。
氷や冷凍果実を難なく砕ける粉砕力を実現しているほか、ふたを回すだけの簡単操作で使い勝手も良好です。
ふた部分はそのままタンブラーとしても使用可能で、洗い物が少なく済む点もポイント。
商品自体も小さく場所を取らないため、1人暮らしに最適な商品です。
ティファール クリックアンドテイスト
使い方、お手入れ、収納にこだわった「ティファール」のミキサー。
本体の上にアタッチメントを置くだけの簡単準備で、使い終わった後はカッター部をワンタッチで取り外せるため、後片付けが面倒になることはありません。
幅、奥行きともに9.5㎝のコンパクト設計で収納や設置の場所を選びません。
テスコム TM8200
16年連続でメーカーシェアNo.1を獲得している「テスコム」のミキサー。
運転の切り替えはダイヤルスイッチ方式を採用しており、手元を見なくても操作しやすくなっています。
ミキサー部を本体に取り付けるまで動作しない設計で、誤作動を起こす心配もありません。
ミキサーボトルは1,000mLの大容量で、様々な用途に対応します。
象印 BM-RT08
独自の「Wフィンチタンコートカッター」を採用した「象印」のミキサー。
Wフィンが食材を効率よく捉え繊維質を細かくカットするため、食物繊維を丸ごと摂取できます。
面倒な油汚れに効くクリーニング機能を搭載。
容器はガラス製で傷やニオイがつきにくく、最後まで清潔に使えます。
テスコム TML162
1台でマルチに使える「テスコム」のミキサー。
ウェット対応のミルは、離乳食やドレッシングも作ることができます。
他にも茶葉専用の容器や、1~2人分にちょうどいい分量のボトルが付属。日常の幅広いニーズに応えてくれます。
材料の入れすぎや連続使用でモーターが高温になると保護装置が作動し、自動で運転を停止するため、安全面にも配慮している商品と言えるでしょう。
ブルーノ コンパクトブレンダー
レトロな雰囲気かつスタイリッシュなデザインの「ブルーノ」のミキサー。
メモリ付きのブレンダーカップの蓋には小窓が付いており、牛乳やシロップの後入れも可能です。
まとめ
今回はミキサーの選び方やおすすめ機種を紹介しました。
機能を盛り込んだものや使い勝手の良さに重点を置いたものなど、いろいろな種類がありましたね。
この機に筆者もミキサーを新調し、食生活をさらに豊かにしようと思いました。
この記事が皆さんのミキサー選びの参考になれば幸いです。